2013年10月19日土曜日

ファンタスティックな授業

ダヴィデです。



先日、このブログに投稿しましたが、夏休みに伊豆大島に行ったので、
今回の台風での伊豆大島のニュースを見ると、非常にショックです。

来週も木~金に台風が来るかもしれないみたいなので、準備が必要ですね。



さて、僕も後期の授業では、物理専攻ですから、

量子力学、電磁気学、熱力学、回路、複素関数などの授業をとってるのですが、
中でも「非線形」という授業があり、これがなかなかファンタスティックな授業です。


まず、
「いきなり非線形は難しいから、その前に線形の話をしますね」
という感じでスタートするのですが、突然非線形の話になっていたり、
また戻ってたり。

非線形の重要なテーマであるカオスの話もあるのですが、

「あの黒板がカオスだよなー」
なんて友達としゃべってたら注意されたり。

では何がファンタスティックなのかというと、
「問題は君たち自身で探してください。何が問題で、どうアプローチしていくか。こちらから問題を出して、その解を求めてほしいとは思ってません。」
と先生がおっしゃる点。



例えば、
微分方程式を解け。
という問題で、

「リッカチ型、いやベルヌーイ型だ。」
「積分因子使わないと解けないかー」

みたいな会話をしてる理系の大学生は(僕も含めて)結構多いと思うんですけど、

多分こういうことは少し数学のセンスがあれば、ちょちょっとトレーニングして身につくのかと思います。

もっと本質的な部分を自問自答していくトレーニングをもっともっと積みたいなーと思っていたので、
非線形は面白いです。わからないことだらけで。それで単位もらえるかはわからないですけど汗。


来月の松江北高校出前授業の準備をしているのですが、そんなことを考えている今日この頃でした~。